シリア:シャーム解放機構がジャウラーニー氏の辞任に関するニュースを否定
2022年08月05日付 その他 - Enab Baladi.net 紙


■シャーム解放機構広報オフィスは、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が「総司令官」を辞任するとのニュースを否定

【イナブ・バラディ】

シリア北西部で活動している地元ネットワークや「テレグラム」のチャットルームは、「シャーム解放機構」のシューラー評議会が、同機構の指導者であるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の辞任を受け入れ、イスラーム法官であるマフザル・ワイス氏を新たに同地位に任命したとするニュースをシェアした。

一方シャーム解放機構の広報オフィスは本サイトへの電子通信のなかで、流通しているニュースの信ぴょう性を否定したが、これ以上のコメントを加えることはなかった。

アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏はシャーム解放機構の総司令官の地位についている。同機構はイドリブ県内の各市町のほか、アレッポ県西部の農村地帯、ラタキア県の農村地帯、ハマー県北西部のガーブ平原で軍事的な影響力を維持している。

シャーム解放機構の政治部門である「救国内閣」はサービス面・行政面に関して当該地域を管轄している。同内閣はそこに農業、教育、経済に関連する複数のオフィスを設置し、イドリブ市内の各部門において新たな行政サービス・プロジェクトを複数発足させた。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53882 )