シリア:シリア北部でシリア民主軍、シリア国民軍の間の衝突が過熱(1)
2022年08月08日付 その他 - Enab Baladi.net 紙


■シリア北部で「シリア民主軍」と「シリア国民軍」を隔てる領域で衝突が拡大

【イナブ・バラディー】

シリア北西部でトルコの支援を受ける反体制諸派閥と、米国の支援を受ける「シリア民主軍」の間の各軍事戦線で、早朝から激しい砲撃の応酬が繰り広げられた。さらに砲撃の範囲は、ハマー県北部農村地帯における同諸派閥とシリア政府軍の間の軍事戦線にまで及んだ。

ハサカ県で活動する本サイト特派員らは、今日8日(月曜日)、ダルバースィーヤ町西部およびアームーダー地区南部にある複数村のほか、アブー・ラースィーン町の中心部、アブー・タムル町の周辺部がトルコ軍および「シリア国民軍」による砲撃の対象となったことを明らかにした。一方本記事執筆時点で、住民らの負傷の程度に関する情報は提供されていない。

一方シリア民主軍に近い『ハーワール通信』は、トルコ軍および同軍の支援を受ける諸派閥が、ハサカ県タッル・タムル地区西部の農村地帯にある複数村を攻撃したと報じた。

これらの砲撃の数時間前には、アレッポ県北部のマーリウ市にある複数の戦線で「シリア国民軍」とシリア民主軍の間で衝突が発生していた。これは複数の地元ネットワークが公開したビデオ映像によって確認されたものであり、そこでは両者間で繰り広げられた複数の衝突の様子が記録されている。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53887 )