シリア:シリア北部でシリア民主軍、シリア国民軍の間の衝突が過熱(2)
2022年08月08日付 その他 - Enab Baladi.net 紙
■シリア北部で「シリア民主軍」と「シリア国民軍」を隔てる領域で衝突が拡大
【イナブ・バラディー】
政権も緊張化の影響から除外されず
政府軍は早朝から、ハマー県北部でシャーム解放機構の影響下にある諸地域を迫撃砲によって攻撃した。反体制諸派閥もこれに対抗し、この攻撃の起点に対し砲撃を加えた。
複数の親政府地元メディアは、反体制諸派閥がハマー県北西部のガーブ平原にあるジューリーン町をロケット弾によって攻撃したと報じた。これによって生じた損害の程度については明らかにされなかった。
ジューリーン町には、地域内で最大の砲撃拠点とみなされ、「キャンプ・ジューリーン」として知られる基地が存在する。
一方シャーム解放機構に近い複数の地元メディアは、同機構が重火器やロケットランチャーによる攻撃にさらされた直後、ハマー県北西部にあるバフサ町、ジューリーン町、ハークーラ村、タンジャラ町における政府の拠点に直接的な攻撃を加えたと報じた。
同複数メディアによると、シャーム解放機構による砲撃は、政府軍がハマー県北西部の農村地帯に位置するリジュ村、ドゥクマーク村のほか、イドリブ県南部の農村地帯に位置するムーザ村、サーン村に加えた攻撃に対応するかたちで実行されたものだという。
(後略)
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53888 )