シリア:米大統領はアサド政権に対し行方不明の自国人を帰国させるための協力を呼びかけ (1)
2022年08月10日付 その他 - al-Rai.com 紙


■バイデン米大統領はアサド政権に対し、2014年にダマスカスで拘束されたのち行方不明となった自国人を帰国させるための手助けを求める

【アンマン:ラアイ・ドットコム】

米国のジョー・バイデン大統領は水曜日、シリアに対し、米国人ジャーナリストであるオースティン・タイス氏の解放に向けた行動をとるよう呼びかけた。同氏は約10年前にダマスカスで誘拐されていた。

同大統領は声明のなかで次のように述べた。「我々は、彼(タイス氏)がシリアの体制によって拘束されたことを分かっている。また我々はこれまで幾度となく、シリア政府にオースティンの祖国への帰還を実現するための協力を求めてきた」。

さらに同大統領は 「彼の誘拐から10年が経過したいま、我々はシリアに対し、こうした状況に終止符を打つこと、さらに彼を祖国に帰還させるために我々を助けるよう呼びかける」。

同大統領は、米国の元海兵隊員でのちにジャーナリストに転身した経歴をもつタイス氏について、次のように述べた。「彼は真実を自分自身に優先するものと考え、戦争がもたらす真の代償を世界に見せつけるためにシリアへと赴いた」。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53897 )