シリア:シリア民主軍がトルコの脅威を受けて有志連合との合同作戦を中断(1)
2022年08月13日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「抗議の通告書」…「シリア民主軍」は「国際有志連合」との合同軍事作戦を中断
【スーリーヤ・ネット】
「シリア民主軍」は、シリア北東部で「国際有志連合」と行っている対「イスラーム国」合同作戦を中断した。この動きは同軍がトルコ側から受けている攻撃が激化しており、またこれにより同軍の司令官らや戦闘員らが死亡したことに抗議するためになされた。
合同作戦の中断については、シリア民主軍から公式に発表されたものではない。しかし同軍に近い複数のウェブ・ニュースサイトがそれを暴露し、またシリア東部のメディア筋が本サイトに対しそれが事実であることを明らかにした。
ウェブサイト「バス・ニュース」が伝えたところによると、今回合同作戦が中断されたのは「トルコがシリアで活動するシリア民主軍の司令部に対する攻撃を激化させていることに抗議する」ためであったという。
同サイトは、「合同作戦の中断は、トルコによる攻撃激化を中断させるための重要な通告書である」とする、シリア民主軍内の消息筋の発言を引用した。
一方シリア東部のメディア筋は本サイトに対し、シリア民主軍が有志連合との合同作戦の中断を敢行したことが事実であると伝えた。さらに同筋は、この合同作戦がダイル・ザウル県、ラッカ県、ハサカ県に潜伏するイスラーム国の細胞に対して実施されているものであったことを明らかにした。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53906 )