シリア:アッバース国防大臣が第10回モスクワ会議に参加
2022年08月17日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■アッバース国防大臣「シリアは友好各国の支援とともに、テロに対する最終的な勝利を実現するために着実なステップを踏んでいる」

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアの軍・治安部隊の副司令官であり、国防大臣のアリー・マフムード・アッバース少将は、「シリアは友好各国の支援とともに、テロに対する最終的な勝利を実現するために着実なステップを踏んでいる」と述べた。

アッバース氏は、国際安全保障をテーマとして開催された「第 10 回モスクワ会議」に参加するなかで、「トルコおよび米国がシリアの複数地域に対して行っている占領に終止符を打ち、国家の管理をそれらの地域に復帰させる必要性」を強調した。同氏はさらに、イスラエルがシリアの領土に対して幾度となく実行している攻撃が「国家主権、国際憲章、国連安保理決議に対するあからさまな侵害を表している」としつつ、それらを停止させるよう呼びかけた。

さらに同氏は、特にテロとの戦い、復興、中東地域および世界への安全・安定の固定化といった分野において、「シリアと同盟・友好各国との間の協力が強まることを心待ちにしている」と述べた。

アッバース氏は第10回モスクワ会議の折に、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣と面会した。その際同国防大臣は、「シリアとロシアの関係はテロとの戦いだけに留まっていない。むしろ我々は米国率いる西側の同盟のいずれもが実現できなかったこと、すなわち国際テロ組織への勝利を実現したのである」と述べた。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53916 )