逮捕のギュルシェンに支援の声
2022年08月26日付 Cumhuriyet 紙


先月イマーム・ハティプ出身者に関して述べたことによって政権の標的となったギュルシェンが、昨夜抑留された。芸能界や政界からギュルシェンへ支援の声が届いた。

イスタンブル共和国主席検事によってこの件について「人々の悪意や敵意を助長し、軽蔑した」罪で捜査が開始された歌手のギュルシェンは検察局での供述の後、担当の裁判官によって「人々の悪意や敵意を助長し、軽蔑した」罪で逮捕され、刑務所に移送された。

ギュルシェンの逮捕へ芸能界や政界から、多くの人が反応を示した。

コメントは以下の通り:
イスタンブル広域市長エクレム・イマムオール:一人の人間がした発言をめぐって、ある人間の望み通り一人の歌手が投獄されるようなことはあってはならない。間違いを犯した、人を悲しませた、一人の気分を損ねた、というだけで投獄されるようなことはあってはいけない。間違いは犯しうる、侮辱してしまうこともあるが、この種の行動の代償は刑務所ではない。法が通じる範囲は正義がまかり通る場所だ。法や正義は一人の人間のためではない、社会のためであり、人類のためであり、皆のためである。規則は普遍のものである。

このようにしてある人を侮辱すると、よく噂が立ったり、ある人を侮辱すると直ちに刑務所に入れようというものではないのだ、法と正義は。法と正義の規則はある。刑が下されるとき実行される形で平等がある。トルコでこの意味のない過程を認め、理性が失われる時代に我々は向かおうとしている。この闘いはある種の動員の闘いだ。この名称は政治的な闘いではない、社会の知恵、学問、平等、自由、正義のための闘いである。この理性から外れたすべての拘留を私たちは非難している。正義のないところ、法の外で行われたすべての攻撃を私たちは非難する。一人が言ったことではなく、正義、法が機能する国を望む。

セルダ・バージャン:ギュルシェンを直ちに解放してください。これほどの有名人がどこに逃げるというのか…

スラ・ゲンチョール:正義は皆にとって必要であり、平等は皆にとって必要である。逮捕とはどういうことだ?

アティッラ・タシュ:ギュルシェンや私に対し素早く介入した法システムに脱帽している。セダット・ぺケルが1年半伝えているが動きはない。それなら「法律がある」と言って見せろ。どうやらギュルシェンだったようだ、罪人は、よくやった!これで皆、安心して眠れるだろう。

マベット・マティズ:ギュルシェンが直ちに解放される必要がある。

ハルン・テキン:彼らが言い張るようにならなかった、振る舞わなかった、話さなかったことで今日才能のある女性が逮捕された。

アフメット・ウミット:彼らはギュルシェンを逮捕した。逮捕されなければならなかった罪は何だ?本当にここで一人の人間を刑務所に入れなければならなかった罪は何だ?法律家よ、一人の女性から自由を奪った罪は何だ、説明しておくれ。

アイヌル・アイドゥン:侮辱したなら行って名誉棄損で裁判を起こすべきだ、逮捕とは何だ?

ハディセ:誠に遺憾だ。私たちはみな人間だ、間違いもし得る、なぜなら人間だからだ。謝ること、謝れることは大きな美徳であるため謝るのだ。あなた方へ尋ねたい、女性たちを野蛮に殺しておいて軽い罰で済むだろうという男性たち、子供の隣で妻を殴る男性たちが、今日ギュルシェンが逮捕されたように逮捕されたとしたら、どれほどの女性が救われただろうか?

アルマーン・チャーラヤン:逮捕とは何なんだ?信じられない!ギュルシェンについてはそもそも動画が残っている。そのような発言をしたことも認めている。簡易裁判所の判事が証拠隠滅の恐れがあると判断したというなら、つまり隠滅されるような証拠があるということか。

レッド:恥やおそれ、怒りを感じている。ギュルシェンを解放しろ!

ムスラ・オズ:ギュルシェンを逮捕してセダット・ぺケルの発言の沈黙を破る。すべて同じ、話題をそらすための戦略だ。さらに多くの汚れ、殺人鬼、異常者がいるというのに!私の息子の殺人犯がまだ調査されない間に!誰が誰を悪意や恨みにさらしていると問う必要がある…!ギュルシェンなのか?

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:53961 )