IHKIB(イスタンブル既製服輸出業者協会)とITO(イスタンブル商工会)が共催するIFCO(イスタンブル・ファッション・コネクション既製服フェア)の開会式が火曜に開催され、ムスタファ・ヴァランク産業技術大臣、TIM(トルコ輸出業者委員会)・IHKIBのムスタファ・ギュルテペ委員長とITOのシェキブ・アヴダギチ議長が参加した。
開会式でヴァランク氏は、このフェアが今年の目標である輸出額230億ドルに貢献することに期待しており、中期的には同セクターの輸出額400億ドルの目標を達成したいとしたうえで「企業が意欲を持ってフェアに参加してくれており、目標達成に疑いの余地はない。皆さんも控えめにはならず、いかなる環境でも成功を語ってほしい。衣類セクターは現在外貿易黒字であり、最も重要なセクターの1つになっている。もしも衣服産業が終わってしまえば、この雇用をどう維持していくのか?セラミック業界でイタリアが思い浮かぶように、今トルコが思い浮かぶ。
既製服ではイタリアが話題になるが、今はトルコが話題になる将来を信じている。研究開発、イノベーション、デザインへの投資を行い、このセクターを変革していく必要がある。我々はいつもメーカーに寄り添う」と述べた。ムスタファ・ギュルテペ氏は、状況が変わらなければ既製服セクターの輸出額が230億ドルに達するとしたうえで「我々のセクターはここ2年半〜3年の間、雇用を10万人にまで増やした。市場が多様化するに連れ、トルコからの輸出額と既製服の輸出額の両方を今までにない規模に持っていく」と述べた。ITOのアヴダギチ議長は「230億ドルという目標輸出額を達成し、トルコ経済界の停滞を打破することを確信している」と述べた。
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( 翻訳者:神谷亮平 )
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