カライスマイルオール交通インフラ相、イスタンブル地下鉄新路線を発表
2022年08月27日付 Milliyet 紙
カライスマイルオール交通インフラ大臣は、ガイレッテペ~イスタンブル空港~ハルカル地下鉄建設について(キャウートハーネ駅)重要な発表を行った。大臣は、「我々の目標は11月には市民の皆さんがイスタンブル空港へ地下鉄で行くことです。」と述べた。
カライスマイルオール交通インフラ大臣は、ガイレッテペ~イスタンブル空港~ハルカル地下鉄建設の視察を行った。大臣は地下鉄新路線が11月には運行開始の予定と告知した。
カライスマイルオール大臣は、総延長37キロメートルのガイレッテペ~イスタンブル空港~ハルカルの地下鉄の建設現場を視察した。大臣は、キャウートハーネ駅の近くにある建設現場を訪問し、現場で関係者から説明を受け、視察を行った。大臣は、ガイレッテペ~イスタンブル空港間の交通の利便性を高める地下鉄の試乗を行った。試乗の後で会見を開いた。
■「キャウートハーネ~空港間は11月に開業予定」
カライスマイルオール大臣は、地下鉄新路線が11月に運行開始予定と説明し「あらゆる点で問題ありません。信号システムの設置と認可のプロセス、試験走行が続いています。私たちの目標は、11月からは誰でもイスタンブル空港に地下鉄で行くことができるようにすることです。キャウートハーネ~空港間は11月に、その後6か月後にはガイレッテペまでの延伸が完了しガイレッテペ~イスタンブル空港間の37.5kmの路線が開通予定です。この路線の延長は、イスタンブル空港から、アルナヴトキョイ、バシャクシェヒル、ハルカルまで行われ、マルマライ線とキュチュクチェクメジェとの接続も含め2023年までに完成します。このようにして32kmと37㎞、つまり計およそ70kmのイスタンブルのヨーロッパ側をぐるりと囲む路線が供用されることを喜ばしく感じています。イスタンブルでは他にも整備中の路線がいくつかあります。このうち建設中のイスタンブル空港~キュチュクチェクメジェに接続し、バシャクシェヒル・チャム・サクラ病院まで伸びる地下鉄線についても12月以降の開業を計画しています。工事は今の枠組みで継続しています。サビハ・ギョクチェン空港にも地下鉄を繋げます。9月中には、カドゥキョイ~カルタル~ペンディキからイスタンブル・サビハ・ギョクチェン空港へのアクセスも完成し、供用開始となるところであり、イスタンブルの2つの空港にも地下鉄でつながるようになる予定です。サビハ・ギョクチェン空港地下鉄線も9月中に開通する目標です。」と述べた。
■「今のままでは、これらの地下鉄の工事を約10年で終えることは難しいでしょう」
カライスマイルオール大臣は、イスタンブル広域市による地下鉄工事は非常にゆっくりと進んでいると述べ、「もちろん、これらの工事と同時に、イスタンブル広域市は100kmの地下鉄線を建設中です。工事がスムーズに進んでいれば、イスタンブル広域市とこちらの行っている地下鉄建設と合わせて完成させ、イスタンブルで運行路線に組み入れることができたのに。しかし残念なことに、工事は非常にゆっくりと進んでいます。“今のままでは、これらの地下鉄の工事を約10年で終えることは難しいでしょう”これらの地下鉄は、2019年の地方選挙より前に着工された地下鉄です。地下鉄(整備)の最初の1.5年は準備段階で、地下鉄の建設現場の準備、シャフトの開設、トンネルに向けた下降、トンネルを掘るための機械の発注といった難しいプロセスです。その後、当初はスピーディーに進捗しました。つまり、2019年の地方選挙までにはこれらの準備は全て完了し、作業の処理が開始されました。しかし残念ながら、これらの地下鉄を建設しないという新しく出てきた考え方が根強く、イスタンブルのこれらの地下鉄は開通に至っていません。彼らが正気を取り戻し、彼らの義務を思い出すことを願っています。イスタンブルに欠かせない地下鉄路線の一日も早い完成を目指しています。私たちの全体的な目的は、質が高く、安全かつ経済的な公共交通の快適さを市民に提供することです。この取り組みでは関連部署が一体となって取り組んでいます」と説明した。
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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:53967 )