モロッコ:モロッコがチュニジアで開催されるアフリカ開発会議への参加見送りを発表
2022年08月27日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アフリカ開発会議(TICAD)の開催国チュニジアがポリサリオ戦線を招待したことに抗議し、モロッコが同会議への参加を見送ると発表

【ラバト:本紙】

モロッコは、チュニジアで8月27日から28日にかけて開催されるアフリカ開発会議(TICAD)にポリサリオ戦線が出席したことをうけ、駐チュニジア大使を協議のためにただちに召還することを決定した。さらに同国は、この国際フォーラムへの参加を見送ることを決定した。

本紙がコピーを入手したモロッコ外務省の声明は、「TICADをめぐるチュニジア政府の立場は、昨今モロッコ王国とその最大限の利益に相対するかたちで目覚ましい増加をみせている、敵対的な態度およびネガティブな振る舞いが継続していることを示すものである」と述べた。

さらに同声明は、「チュニジアが日本の忠告に背き、(フォーラムの)準備プロセスや現行の規則を侵害しながら、分離主義主体を一方的に招待した」との見解を示した。

さらに同声明は、「チュニジアの国家元首がポリサリオ戦線の指導者を招待したことは、モロッコ国民の感情や活力を毀損する危険かつ前例なき行為である」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:53968 )