イスラエル:ラピド首相が西岸地区における「新たな緊張化」について警鐘を鳴らす
2022年09月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ラピド首相が西岸地区における「新たな緊張化」について警鐘を鳴らす…「我々は、パレスチナ当局が秩序を据えていない全ての場所で行動を起こすことに躊躇しないだろう」
【テル・アヴィヴ:本紙】
イスラエルのヤイル・ラピド首相は水曜日、自国軍が、パレスチナ当局によって「秩序」が据えられていない全ての場所で行動を起こすことに躊躇しないと述べた。
この発言は、同首相が自身のツイッターアカウント上に公開した映像声明のなかでなされたものである。またこれは、水曜日の早朝、ヨルダン川西岸地区北部に位置するジニーン地区で発生したイスラエル軍将校とパレスチナ人らとの戦闘により、前者が死亡した事件を受けて同首相によって投稿されたものである。
ラピド首相は「我々は、パレスチナ当局が秩序を据えていない全ての場所で行動を起こすことに躊躇しないだろう」と述べた。
さらに同首相は、「ジニーン地区のジャラマ通行所近くで殺害されたパレスチナ人のうち1人は、パレスチナの諜報機関に所属していた」と述べつつ、これが「新たな緊張化」にあたるとの見解を示した。
さらに同首相は、イスラエル軍と同国総保安庁(シャバク)は、「テロリズムが台頭する」ことを防止するために、あらゆるシナリオに立ち向かう準備ができていると強調した。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54059 )