イラク:国連安保理はイスラーム国の犯罪に対する調査チームの任期延長を決定(1)
2022年09月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■国連安保理はイラクで「イスラーム国」の犯罪を調査する国連チームの任期を延長
【バグダード:本紙】
国連安保理は「イスラーム国」が関与した数々の罪への責任追及を強化するため、国連調査チームの任期を延長することを決定した。
国連安保理は声明で、「決議2651に基づき、調査チーム(UNITAD)の任期を2023年の9月17日まで更新した。同チームはイラク政府からの要請を基に、決議2379(2017)によって創設されたものである」と発表した。
声明によると、同調査チームのクリスチャン・リッチャー特別顧問兼代表は「国際社会が調査チームの任務に対する義務を果たしていることを示す証左としての、チームの任期更新」を歓迎した。さらに「(同チームは)イスラーム国の犯した国際犯罪による犠牲者や生還者の正義を達成という共通の目標の実現に資するよう、イラク政府ならびに加盟各国と協力して任務を継続する」と述べた。
(2)に続く
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:54073 )