イラク:イラクと国際社会が、クルディスタンに対するイランの空爆を非難(2)
2022年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
【バグダード:本紙】
■クルディスタンを標的としたイランの空爆による死者:国際的な非難が集まり、イラクはイラン大使の召還を決定
イラクの外務省は、在イラク・イラン大使の「早急な」召還を数日前に決定した。「挑発的な」この行動が緊張を高めることを目的としたものであるとみなす一方で、このような行動が二度と繰り返されないようにするためにあらゆる「外交的」手段をとることを仄めかせた。
同様にクルディスタン政府も、この行動が地域の主権を繰り返し「侵犯し侵害するもの」であると形容し、非難を行なった。
国際的にも、ホワイトハウスのジェイク・サリヴァン国家安全保障問題担当大統領補佐官がイランの攻撃を非難した。
さらに、アメリカ政府は「安定を脅かす」イラン政府の活動を停止させるために、さまざまな手段を用いて制裁などを課し続けると発表した。
同様に英国政府もイランの空爆を批判し、イラン・イスラーム共和国に対して「クルド諸都市への無差別な空爆を停止する」よう要求した。
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:藤原路成 )
( 記事ID:54143 )