世界有数の旅行雑誌の1つ「コンデ・ナスト・トラベラー」が行ったアンケートでイスタンブル空港は、シンガポール、韓国を抑えて世界一の空港に選ばれた。
ニューヨークとロンドンを拠点に世界32カ国で出版しているコンデ・ナスト・トラベラーの、読者間で行われた「世界一の空港」についてアンケートが終了した。24万人の読者が参加したアンケートではイスタンブル空港が「世界一の空港」に、シンガポールのチャンギ空港が2位、韓国のソウル仁川空港が3位にランクインした。
イスタンブル空港のCEOであるカドリ・サムスンル氏は、空港でイベントを開催して世界一の空港に選ばれたことを祝った。式典でサムスンル氏は、「今日、イスタンブル空港は、フラッグキャリアであるトルコ最大のブランドであるトルコ航空と共に、ブランド化の道を進んでいます。コンデ・ナスト・トラベラーの読者アンケートを重要視しています。ここでの投票者は、この雑誌の読者とソーシャルメディアをフォローしている人で構成されています。今回のアンケートでは24万人が投票しました。この結果、昨年2位だったランキングで今年は「世界一の空港」となりました。同誌は、ニューヨークとロンドンを拠点に世界32カ国で展開し、月間購読者500万人に加えてデジタル分野では読者は1600万人に達している大手メディアです。年間購読者は5億人に達します。私たちはこの空港で常に注意を払い、先読みしています。ここでの私たちの最も重要な目標は、乗客の皆様に忘れられない経験をしていただくことです。乗客の皆様がここを去る時、乗客の皆様をトルコ航空に託す時に、ひと時の思い出と体験を持ち帰っていただけるようにしなければなりません」と述べた。
■今年の旅客数は6000万人超え
サムスンル氏はフル稼働した1年後にパンデミックに直面したことに触れ、次のようにスピーチを続けた。
「パンデミックはこのプロジェクトの邪視となりました。オープン後しばらくしてパンデミックに巻き込まれました。その時期に、私共とフラッグキャリアであるトルコ航空が素早いアプローチをとることのメリットを、このパンデミック期全体にわたって実感しました。今日、私共とトルコ航空は、回復力のある航空会社、回復力のある空港としてヨーロッパで最先端に位置しています。加えて、今年の夏にヨーロッパで深刻な遅延が発生した際も私たちに起因する問題ではなかったため、影響を受けませんでした。今日現在、約30万回のフライトに達し、乗客は4800万人を超え、年末には6000万人を超えると考えています。」
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( 翻訳者:伊永勇人 )
( 記事ID:54183 )