CHPの女性スカーフ法案提案にギュル元大統領、コメント
2022年10月06日付 Cumhuriyet 紙


第11代大統領のアブドゥッラー・ギュル氏は、共和人民党のスカーフ法案に関してコメントをした。ギュル元大統領は、「このような変革を主導しているケマルさんを称賛する必要がある」と述べた。

共和人民党のケマル・クルチダールオール党首が10月3日(月)の夜に動画で発表し、「政府の誠実さを測るリトマス紙となる」という言葉とともに明らかにした、「服装に関する法案」がトルコ大国民議会府に提出された。

クルチダールオール党首が初の署名者となった、「女性が従事する職業の範囲内以外においては、服装に関するどのような強制も受けない法律」の提案には、共和人民党会派副代表のエンギン・アルタイ氏、オズギュル・オゼル氏、そして、エンギン・オズコチ氏と共に、総勢132名の共和人民党議員が署名をした。


■称賛する必要がある

ギュル元大統領は、「何年もスカーフへの敵視を、自らの最も重要な任務として見ており、このために多くの苦痛を引き起こした党の過ちをついに直視し、放棄することなく、この提案を全ての議員の署名とともに具体化させたことは、トルコの名において非常に喜ばしい、素晴らしい進展だ」と話した。

ギュル元大統領は、発言の中で「このような変革を主導しているケマルさんを称賛する必要がある。政党を越えて見れば、国家の正常化は皆が喜ぶべきことだ」と述べた。

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( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:54193 )