UAE:ムハンマド大統領がロシアを訪問しプーチン大統領と面会することが決定
2022年10月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■UAEのムハンマド大統領が今週火曜日、プーチン大統領と面会するために「友好国」ロシアを訪問することが決定
【本紙】
アラブ首長国連邦(UAE)の国営通信は、同国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領が火曜日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と面会するために同国を訪問する予定であると伝えた。これによりムハンマド大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、同様の訪問を実施した数少ない国家首脳の一人となる。
『エミレーツ通信』は月曜日に次のように報じた。
「大統領であるムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は友好国であるロシア連邦への訪問を実施し、そのなかで同国大統領であるウラジーミル・プーチン閣下と面会する予定である。またムハンマド大統領はプーチン大統領と『UAEとロシアの間の友好関係のほか、両国共通の関心の対象となる地域的・国際的な諸問題および最新情勢』について協議することが決定されている」。
ムハンマド大統領によるロシア訪問は、米国のジョー・バイデン大統領が物価の上昇に歯止めをかけるべく、サウジアラビアに対して石油を増産するよう呼びかけていたにもかかわらず、石油輸出国機構 (OPEC) およびロシアを筆頭とする「OPEC プラス」加盟国が先週、その大幅な減産に合意したのちに決定された。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54217 )