チュニジア:外務大臣がイタリアとの協力関係の強化を保証
2022年10月14日付 Al-Ahram 紙
チュニジアのオスマン・ジュランディ外務・移民・在外チュニジア人大臣
■チュニジアの外務大臣、イタリアとの協力強化の用意があると断言
【チュニジア:中東通信社】
チュニジアのオスマン・ジュランディ外務・移民・在外チュニジア人大臣は、チュニジアとイタリアの古くからの強固で深い信頼関係を強調した。ジュランディ大臣がイタリアのファブリツィオ・サッジョ新大使から信任状の写しを捧呈された時の発言である。
ジュランディ大臣は改めて、イタリアとの協力関係強化の用意があると表明した。そして、国家間の連帯、統合、相互利益に基づく包括的な戦略の枠組みで、食糧・エネルギー危機や不法移民問題など両国および地域の憂慮すべき問題に対する協議と調整を強化する準備が整っていると述べた。
チュニジアの外務大臣は、イタリアの新大使に、チュニジアが(民主化への)大きな前進を遂げ、現在真の民主化へ向けて立て直しを図っていると説明した。とりわけ憲法改正案の賛否を問う国民投票、新たな選挙法の制定とそれに基づき12月17日に実施される議会選挙が、移行期間を完了し、国民による真の民主制度を確立すると述べた。
一方、イタリアの新大使は、様々な分野における二国間の協力体制の発展に取り組む意向を表明した。イタリアとチュニジアの比類ない関係を称賛するとともに、両国が様々なレベルで定期的かつ継続的に行ってきた交流の成果を利用し、協力して課題に立ち向かうたゆまぬ努力の重要性を強調した。
(後略)
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( 翻訳者:山田紗瑛 )
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