■仏ラジオ局は「ドローンを製造する初のアフリカ国家」になろうとするモロッコの取り組みについて言及

【パリ：本紙】

さらに同局は、イスラエル軍の複数筋の話として、これらのモロッコ製ドローンが、監視任務、遠方からの情報収集のほか、敵地攻撃や戦闘への参加といった能力を有していることを明らかにした。

さらに専門家らの見解によると、こうしたドローンの存在は、モロッコにかかわる潜在的な武力紛争における変化をもたらす可能性があるという。

ラジオ・フランス・アンテルナショナルは、過去数年のなかで、モロッコが複数の地域における軍備増強体制を加速していると述べた。またこうした兆候は、同国が最近西サハラでドローンを用いた攻撃を増加させていることからみてとれるとされ、その対象はポリサリオ戦線に与する活動家らであり、時には中立地域内に存在するアルジェリア国籍やモーリタニア国籍の民間人となったのだという。

さらに同局によると、モロッコはドローンを自国内で製造することにより、世界中の紛争地域においてその有効性を示した、強力かつ先進的な兵器を活用することが可能になるという。

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:54253 )