トルコ外務省におけるシリア問題担当者らの交代はダマスカスとの歩み寄りへの第一歩(2)
2022年10月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■トルコ外務省におけるシリア問題担当者らの交代はダマスカスとの歩み寄りへの第一歩

【ダマスカス:本紙】

シリア政府に属する同紙によると、「10におよぶトルコ外交団を対象とする外交的再配置のリストには、同国外務省のシリア問題担当者3名が含まれた。一人目はセダット・オナル外務副大臣で、国連常駐代表に任命されたシリア問題のトップ責任者である。二人目はヨルダンの首都アンマンへの大使に任命されたワルドゥム・オザン氏で、シリア問題のナンバー2責任者である。そして3人目はオランダのハーグでトルコ大使の地位についたセルジュク・オナル氏である」。

al-Watan紙の専門家は次のように述べた。「仮にこのような外交的再配置が周期的なものであっていつでも起こりうるものであったとしても、エルドアン大統領の政権によるシリア指導部へ方向転換についての言説が生じているまさにこのタイミングにおいては、シリア問題を担当するチームの人員全てに対する任務委嘱が終了したことには重要な意味がある」。

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( 翻訳者:松本大介 )
( 記事ID:54278 )