シリア:ハマースがアサド政権との関係を引き続き発展させていく意向を表明(2)
2022年10月22日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ハマース「イスラエルの侵攻に対抗するアラブ民族としての我々の能力を強化するため、シリア政府との関係を引き続き発展させていく」

【ガザ:アナトリア通信】

さらに、「シオニストである敵による地域に対する侵略の拡大は、アラブ民族内の現行の諸勢力がパレスチナの大義に連帯することを防ぐため、彼らに圧力をかけることを目的としている」と付言した。

同報道官は、イスラエルの侵略に対するもっとも適切な対応が「団結して立ち向かうこと」であると指摘した。

一方シリア政府の準公式紙である『サナ』は金曜日、匿名の軍事消息筋の話として、「敵であるイスラエルが夜間、ティベリアス湖の北東部からダマスカス市周辺の複数地点に向けて、ミサイルによる爆撃を実行した」と報じた。

同軍事筋は「侵略国のミサイルに対する対応が行われ、そのほとんどが撃墜された。その結果、生じた被害はいくつかの物的損害に限られた」と述べたが、これ以上の詳細を明かすことはなかった。

一方同紙の報道について、イスラエル側からのコメントは出されていない。

過去数年にわたって、シリア政府軍およびイランの支援を受ける民兵組織の拠点は、イスラエルによる度重なる爆撃の的となってきた。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54301 )