初のトルコ国産車TOGGにエルドアン大統領試乗、発売は3月
2022年10月29日付 Hurriyet 紙
エルドアン大統領は、国内生産かつ国内メーカーによる自動車TOGGのテスト走行の時の模様をソーシャルメディアで公開した。
エルドアン大統領は、ソーシャルメディアでの投稿にて、“TOGGの道が開かれ、車輪に石が当たることがありませんように(パンクすることがないように)”と述べた。
■シェントップ議長、バフチェリ党首の姿も
トルコ大国民議会(TBMM)議長のムスタファ・シェントップ氏、民族主義者行動党のデヴレット・バフチェリ氏も、TOGGのゲムリキにある工場の開業式典を前に、TOGGの乗用車の前に立った。
■5か月後に発売
TOGGのCセグメントSUV(C-SUV)モデルは、今日まで試作品の工場で生産され、さまざまな走行テストがなされてきたが、工場の開業とともに量産の準備が整えられる。その後すぐに、この車種は認定試験用の施設に送られ、公道を走る準備ができていることが証明される。約5か月続くホモロゲーション・テスト(車両の分類や規格に関する公認審査)を経て、承認証明書を取得、2023年3月よりトルコ国内で販売される。TOGGは、以降15~18か月間はトルコ国内での受注にのみ応じ、そののちドイツやフランス等の国々をはじめとするヨーロッパ諸国への輸出を展開する方針だ。2023年3月に発売となるC-SUVの後、2025年にはCセグメントの完全電動化されたセダンが発売となる予定。このモデルのほか、Cセグメントのハッチバック車、BセグメントのSUV、Cセグメントの多目的車(MPV)も追って発売される。
■工場としてのみならず、同時にキャンパスでもある
ゲムリキにある施設は、単に工場としてのみ稼働するのではない。このため、施設の名前は「TOGGゲムリキキャンパス」と命名された。なぜならば、ここでは車両の製造の他、モビリティ製品、研究開発センター、利用者の試乗コースも設置される。希望者は、TOGGのゲムリキにあるキャンパスを訪問し、そこでモビリティ体系の最新技術を間近に体験することができる。
■TOGGのCセグメントSUVは6種の異なる色が選択可能
TOGGが昨日行った公表では、2023年の第1四半期に発売されるC-SUVモデルの色が発表された。公開情報では、C-SUVの6種の異なる色の選択が可能であり、これらの色の名前はトルコの美しい場所に由来することが明かされた。名前はそれぞれアナトリア、ゲムリキ、オルトゥ、クラ、カッパドキア、そしてパムッカレと列挙された。
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( 翻訳者:宮崎友裕 )
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