イスラエル:操業を開始したカリッシュ沖ガス田をラピド首相が視察
2022年10月30日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ラピド氏:カリッシュガス田でのガス生産はヨーロッパのエネルギー危機対応の役に立つ

【占領下エルサレム:アナトリア通信】

イスラエルのヤイル・ラピド首相は日曜日(30日)、「カリッシュ海洋プラットフォームでのガス生産は、ヨーロッパがエネルギー危機に対処するのに役立つであろう。」と述べ、イスラエルの「偉大な功績」が口の端に上っていると語った。

これは、新しい海洋ガスプラットフォームでガス生産を開始しレバノンとの領海画定のための協定に署名した数日後に、ラピド首相がこの海洋プラットフォームの安全確認のための視察を行った際の発言であり、Twitter上でのラピド首相のツイートに基づく。

また、「カリッシュ海洋プラットフォームでのガス生産を開始したことを受けて、私は現地の視察を実施した。この場所には、イスラエルの活動や経済の未来がある。」と首相は述べた。

そして、カリッシュにおけるガス生産が、「イスラエルのエネルギー価格を引き下げ、イスラエルを地域のエネルギー供給者にし、ヨーロッパのエネルギー危機への対処に役立つ。」との見方を示した。

さらに、ラピド首相は、レバノンとの領海画定協定とカリッシュでのガス生産の継続が、今後何年にもわたってイスラエル経済と同国内でのエネルギーの安定を保証し、また生活費の引き下げにも大きく貢献するだろうと強調した。

そして、「カリッシュ海洋プラットフォームでのガス生産を受けて、イスラエルではエネルギー価格の低下が予想される。これと同時に天然ガスの輸出を増やすことで、ヨーロッパのエネルギー危機への対処に役立つだろう。」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:吉光奈々子 )
( 記事ID:54363 )