食品偽装、肉のこの色に注意
2022年10月31日付 Cumhuriyet 紙


ここ20年間の頂点にあるインフレによって食品価格が上昇する中、赤身の肉は多くの国民にとって「夢」となった。赤身の肉の1キロ当たりの価格が160リラ(約1271円)を超えた時、出てきた訴えが話題になった。重量を増やすために肉の中に水が入れられていると言われている。水増しについては、肉の色に手を加えていると言われる。

高インフレが理由で人々が買うことが難しい「赤身の肉」について、新たな訴えが出てきた。トルコ厩舎羊・山羊飼育連合のニハト・チェリキ会長は、1キロ単価160リラを超える赤身の肉に関してとても議論の的となる意見を述べた。

重量を増やすために赤身の肉に水を入れていると主張したチェリキ会長は、「肉の色がピンク色に見える。ピンク色である肉には水が入れられていることを突き止めた。」と述べた。

チェリキ会長は、報道チャンネルであるハベルテュルクで重量を増すために水を入れていると主張した。この主張によると、肉の中に水を入れて重さを増やしている。

■肉に水を入れ、ピンクに変色

「肉の色がピンクに見える。ピンクである肉には水が入れられていると突き止めた。」と述べたチェリキ会長は、次のように話した。

「今日、赤身の肉が切られていた際、この肉は暖かいとスポンジの様に水を吸い込む。この肉は冷たい水で洗うのは正しくない。こうすると肉の味が悪くなるし、実際のところ人々の購買力も低い。人々を騙している。

食肉処理場を注意深く監視する必要がある。政府が食肉処理場を監視する必要がある。私たちが見た肉のうち90%に水が入れられている。肉はピンク色に変色している。水を入れられた肉は明らかである。店の売り場では光も当てている。意図的にこうしている。最初、肉はピンクに変色する。その後、紫になる。最後に水が中に入っているため黒くなる。

■売り手はわからないはずがない

チェリキ会長は、「消費者はこれに気づかない。しかし、売り手はわからないはずがない。」と述べ、生産者が赤字を被って生産をしていると述べる中、赤身の肉に水が加えられるとなると、人々は騙されていると述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:54367 )