マフサーさんの父親が頭部に血漿を見たのはなぜか マフサー・アミーニーさんの母親が提供した重要な情報


　テヘラン法医学局の局長は、「故マフサー・アミーニーさんの死因に関する調査結果が19名の医師から成る委員会で確認されるに至った」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】テヘラン法医学局のメフディー・フォルーゼシュ局長は、報道特別インタビューの中で次のように語った。「法医学庁は司法権の強力な腕ともいうべきものであり、その義務と使命は社会に正義を確立し、真実を明らかにすることだ。」

　同局長は続けて言った。「我々は年間250万件以上の案件を調査している。また、特殊な複雑性を有する3万件以上の案件を我々の委員会で調査し、専門的見解を提出している。」

　同氏は以下のように付け加えた。「亡くなったマフサー・アミーニーさんの死因の概要が19名の医師から成る委員会で確認されるに至った。他の案件では、死因確定のために一人の医師のみが専門的判断を下している。しかし、今回のケースでは、司法府当局の指示により、様々な分野（脳神経科、心臓血管科、内分泌科）の専門医19名から成る委員会が組織された。19名のうち5名のみが当庁所属の医師だった。」

　フォルーゼシュ氏は言った。「どのような検査を実施する場合でも、検査の種類とその工程によって要する時間は異なる。故マフサー・アミーニーさんのケースは、病理学と毒性学が関わる事例だ。世界で最も先進的な国々でも病理学の検査には、２，３週間必要だ。最初の一週間で、我々の行なった毒性学の検査結果が完全に明らかになったが、病理学検査の実施工程に一定の時間がかかってしまったため、望ましい結果を得るまでに検査期間が2〜3週間延びてしまった。世界で最も先進的な国々でも、病理学検査には2〜3週間かかるものだ。」

−（2）に続く−

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（ 翻訳者:IY ）
（ 記事ID:54506 )