アルジェリア:警察が文筆家を逮捕(1)
2022年11月21日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アルジェリア警察が発行人兼詩人を逮捕

【アルジェ:諸通信社】

アルジェリア警察は、日曜(20日)の夜、発行人で詩人のラズハリ・ラブタル氏を逮捕した。家族の発表によると、逮捕の理由が分からないまま首都中心部にある警察署で夜を過ごしたという。

彼の息子アミーン・ラブタル氏は自身のフェイスブックページで「午後6時30分(グリニッジ標準時刻では17時30分)に、私服の治安機関幹部がラズハリ・ラブタル氏の家まで内容のわからない出頭命令を持ってやってきた」と書いた。また、「彼らの所属する部局も、逮捕の理由も」分からないと付け加えた。また、彼の父親は病気であり、「緑内障に苦しんでおり、失明を避けるためには絶対に薬を服用しなければならない。」と指摘している。



そして夕方、70歳になった父親は、アルジェリアの首都にある「警察本部」に勾留されており、「そこで夜を過ごすことになるだろう」と述べた。



彼の逮捕は、それについての不安や疑問のある中で、ソーシャルメディア上で瞬く間に活発なやり取りを引き起こした。

また、ラズハリ・ラブタル氏は逮捕直前、文化活動に参加する自身の2枚の写真をフェイスブックページに投稿していた。



(2)に続く

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( 翻訳者:竹内姫乃 )
( 記事ID:54510 )