パレスチナ:ハマース指導者が国際社会にガザ地区に対する包囲を打破するための協力を要求
2022年11月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
■パレスチナ立法評議会副議長が各議会の議長らに対しイスラエルによるガザへの包囲を打破するための干渉を要求
【ガザ:本紙】
解散したパレスチナ立法評議会の副議長は、各議会および世界中の議会系連盟・機関に対し、16年前にイスラエルによってガザ地区に課せられた包囲を打破するために、人道的、政治的、法的責任を負い、必要な圧力を行使し、努力を集約することを求めた。
パレスチナ立法評議会のアフマド・バフル副議長は、各議会および世界中の議会系連盟の議長らに送った書簡のなかで、様々な国際的集会において、ガザ地区に基本的な生活必需品を供給し、占領を解き、同地区に対する包囲を断罪することの重要性を強調した。
解体された立法評議会のハマース運動議員らは、パレスチナ大統領と憲法裁判所により発せられた同運動への解体の決定にもかかわらずガザ地区内での活動を続けている。
ハマースの指導者のひとりであるバフル氏は書簡のなかで次のように言及した。「200万人以上のパレスチナ人に関する人道に対する犯罪であるガザ地区に課せられた包囲は、歴史的な先例として、またもっとも基礎的な法的・人道的な規範に対する重大な抵触として、あなた方に隠されてはいない。それはすべての国際的な価値観および憲章が拒絶し断罪する、共通の障害なのである」。
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( 翻訳者:岡田悠花 )
( 記事ID:54522 )