エジプト:投獄された「1月25日革命」活動家の家族が声明を発表(2)
2022年12月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■活動家のアフマド・ドゥーマ氏の刑期が10年目に突入…同氏の家族「我々は彼が恩赦リストから除外された理由を知らない」

【カイロ:本紙】

声明は次のように続けた。「アフマドの両親は重大な健康問題に悩まされており、長男である彼に定期的に会いにいくことができない。また、アフマドも多くの健康問題に悩まされており、そのほとんどは獄中の困難な年月の間に抱えてしまったものである。アフマドの家族が自らの苦痛を終わらせ、息子との抱擁を再び喜ぶ時が、そして34歳の青年であるアフマドが自由を取り戻し、個人的、健康的、精神的なレベルで多大な損害を被った人生を取りもどす時が、今こそ来たのではないか?」

さらに次のように付け加えた。「法律や、いくつかの訴訟に関して彼に対して下された判決によると、アフマドは集会とデモの容疑で罰せられたが、暴行、器物破損、扇動の容疑はいずれも彼に対して立証されていない。そして我々は今に至るまで、彼がここ数年の間大統領の恩赦リストから除外されてきた理由を知らない。それら全てのリストは彼の名前を含んでいたのであり、また同様の訴訟と容疑で起訴された何名かが実際に大統領の恩赦を得られたのにもかかわらず、である」。

(後略)

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( 翻訳者:吉永伊吹 )
( 記事ID:54578 )