国会では、予算についての話し合いの二日目で再び緊張が高まった。公正発展党ブルサ選出国会議員のザフェル・ウシュク氏と善良党トラブゾン選出議員である、ヒュセイン・オルス氏の間で殴り合いが起こった。発生した騒ぎで体調を崩した善良党のヒュセイン・オルス氏は病院に搬送されて、処置のため集中治療室に入れられた。トルコの国会議長であるムスタファ・シェントプ氏も、電話でお大事にというメッセージを送った。発生した騒ぎの後にトルコ大国民議会(TBMM)の内規によって議員には罰則が与えられた。
TBMM総会は、副代表のハイダル・アカル氏が議長を務めるトルコ大国民議会、憲法裁判所、会計監査院、司法省、青少年スポーツ省の2023年の予算について話し合うために集められた。
会合の間にCHPグループの代表オズギュル・オゼル氏とともに公正発展党グループ代表のビュレント・トゥラン氏の間で議論が発生した。そののちに、演壇で話した善良党国会議員ウミト・ベヤズ氏と公正発展党トゥラン氏が議論をした。
公正発展党と善良党の間の国会議員も立ち上がって議論を始めるために緊張が高まった。これを受けて国会議員副代表のハイダル・アカル氏は10分間、セッションに間断を開けた。
しかし議論は継続した。AKP国会議員と善良党の国会議員が登壇台の周りに集まった。二つの政党の議員がそれぞれに対して殴りあった。発生した騒ぎでその場に倒れこんだ議員たちも出た。
騒ぎが続く中で、公正発展党ブルサ選出議員ザフェル・ウシュク氏、善良党トラブゾン選出議員ヒュセイン・オルス氏に対して拳を突き出した。その間にその他の国会議員たちが入り、そしてまたオルス氏が総会のサロンから出されることになった。
発生した騒乱で善良党オルス氏の具合が悪くなった。オルス氏に対しては、最初の介入を、医者でもある善良党アイリン・ジェスル氏が行った。オルス氏は、更にのちに国会の医務室に連れていかれた。
この場で、心拍が乱れていたという訴えにより、ヒュセイン・オルス氏は、救急車で特別病院にはそうされた。オリュス氏は、処置を受けるために、集中治療質で治療を受けたということが伝えられた。
■国会での乱闘に対しての罰則
トルコ大国民議会の総会において、AKPのブルサ選出議員ザフェル・ウシュク氏に対して、善良党のヒュセイン・オルス氏に対して、トルコ大国民議会の会則の条例により、肉体的な暴力が行使されたという訴えにより、総会へはこの二つの繋がりの参加によって罰則が与えられた。
CNNのトルコ記者であるドゥィグ・アヤズ・バイラム氏もまた、生放送で国会で発生した緊張について以下の言葉で説明をおこなった。
「昨日始まった、国会予算についての話し合いは、昨日の遅くの時間まで緊張が高まった。今日、総会で仕事を行っている人たちは静かに仕事を始めました。最近、まずはグループの国会議員たちの間で、調査の議論が始まりました。
■シェントプ氏から謝罪の電話
トルコ大国民議会長であるムスタファ・シェントプ氏は、善良党の議長であるミュサヴァト・デルヴィシュオール氏と一同に会して「お大事に」というメッセージを送った。
■公正発展党出身のエリタシュ氏、体に危害が及ぶことはあってはならない
公正発展党ムスタファ・エリタシュ氏もまた、「ここではありとあらゆる種類の議論があり得ます、しかしながら最後には、肉体的に何か問題があってはならないのです。渡したタイはもう一度、ヒュセイン氏に対して、「お大事にされてください」という私たちからのお願いをお伝えしようと思います。神に感謝を、彼の状態は良好なようです。」と語った。
■アスケンデル氏の訪問
善良党党首メラル・アクシェネル氏は、ヒュセイン・オルス氏の病院を訪れた。アクシェネル氏は、オルス氏の病状について情報を共有しながら、「ご加護がありますように。状況はよいです。」と述べた。
■クルチダルオール氏は、善良党のオルス氏を訪問
公正発展党(CHP)党首のクルチダルオール氏は、病院で手当てを受けている善良党トラブゾン選出国会議員であるヒュセイン・オルス氏を訪問した。オルス氏の家族は、善良党グループ長であるイスマイル・タトゥルオール氏とその医者と面会する予定だ。ヒュセイン・オルス氏の健康状態について、情報を得たCHPリーダーのクルチダルオール氏は、「お大事に」という願いを伝えた。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:54583 )