エミネ・エルドアンは、ウクライナからトルコにつれて来られた孤児と会った
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の夫人、エミネ・エルドアンは、ウクライナのオデッサ・ソネチコ孤児施設からアンカラにつれて来られた孤児を訪問した。
エミネ・エルドアンは、家族社会福祉大臣のデルヤ・ヤヌクとともに、ウクライナから避難した、特別支援の必要のある子供たちを含む、最年少は生後10ヵ月の子供たちを訪問した。子供たち一人一人に対面し、おもちゃを与えたエルドアン夫人は、健康上の問題が見つかったひとりの子供の治療のために医療関係者とも面会した。感動的な訪問において、子供たちもまたエルドアン夫人と親しく交流した。児童養護施設の授業、遊びのクラス、そして寝室を訪れたエルドアン夫人が、おとぎ話の登場人物たちについて説明する子供と交わした心温まる会話が注目を集めた。エミネ・エルドアンとヤヌク大臣はそれから子供たちと一緒に食事をした。
食べ物は、「プルサクラル愛の家」の仲間たちからウクライナの子供たちへ送られたことが伝えられた。ヴァシル・ボドナー駐アンカラ・ウクライナ大使も参加した訪問で、参加者たちはウクライナから来た子供たちと施設職員と一緒に写真を撮った。
■ここでは幸せで安全である
エミネ・エルドアンは、子供たちをトルコへの避難手続きが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の妻オレナ・ゼレンスカとの会談の際に始まったと述べた。ゼレンスカ夫人が子どもたちを安全に過ごせる場所を求めたと明らかにしたエルドアン夫人は、「私はここに来て直接子供たちに会い、訪問したかったのです。彼らは新たに来たばかりであるにもかかわらず、ここでとても幸せであるように見えました。省庁職員とウクライナから同行した施設職員とともに彼らは安全で、幸せです。もちろん本心では次のように望みます。この戦争が終わり、誰も母や父を失わないこと、祖国から追放されないことを。私の願いは、戦争が一日も早く終わること、傷が癒されること、そして誰もが無事に家に戻れることです。オレナ・ゼレンスカにも挨拶と愛を送ります。ご心配なきよう、預けたられた子供たちは私たちのもとにあり、すべてが順調です。」と話した。
■「すべての国が平和構築に参加することを期待する」
エルドアン夫人は、すべての国が人道支援と平和構築の責任を負っていることを強調し、「残念なことに戦争は勃発しましたが、これからすべての国が戦争を終結させるために努力することが非常に重要です。これらの国々が平和構築に貢献することを期待します。アッラーが誰も自分の家や祖国から追い出されませんように、そして戦争の試練をお与えになりませんように」と話した。
トルコは今日そうであるように、今後も困難に陥っている人々に寄り添っていくと述べるエルドアン夫人は、他の国々とともに和平プロセスに参加できることを望んだ。エルドアン夫人はまた、ウクライナの困難な状況下にある子供たちの避難プログラムは継続することができ、トルコはいつでも支援する準備ができていると述べた。
( 翻訳者:上野 明莉 )
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