イラクの名監督アフマド・ダラージーの映画『ハンギング・ガーデンズ』が紅海国際映画祭で最優秀映画賞を受賞
2022年12月08日付 Al-Ahram 紙

■映画『ハンギング・ガーデンズ』、紅海映画祭で最優秀映画賞を受賞

【ジェッダ:本紙】

映画『ハンギング・ガーデンズ』は、第2回紅海国際映画祭で最優秀映画賞を受賞した。

イラク人監督アフマド・ヤーシーン・ダラージーによる映画『ハンギング・ガーデンズ』のストーリーは、バグダードのゴミ捨て場で見つかったアメリカのラブドールを拾った12歳のアスアドを中心に展開する。ゴミ拾いを仕事にしているアスアドは、自分がある争いの標的になっているのに気づき、それから逃れるためだけでなく、生き残るためにも勇気を見せることになる。

『ハンギング ガーデンズ』は、プロデューサー兼脚本家のムハンマド・ヒフズィーが配給している。また彼は、フダー・カーズィミー、マーガレット・グローバー、マイ・アウダと一緒に映画の制作にも参加した。ウィッサーム・ディヤー、ジャワード・シャカルジー、フサイン・ムハンマド・ジャリール、アクラム・マーズィン・アリーなど、複数の俳優がこの映画に出演した。

『ハンギング・ガーデンズ』は、ベネチア国際映画祭のアフリカと中東の映画支援を目的とした取り組みの1つであるファイナル カット賞をポストプロダクション部門で受賞したほか、2021年のエル・グウナ映画祭のオープニングに参加した際に、ポストプロダクション・サービス会社のマーキュリー社賞を受賞している。

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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:54598 )