ブルガリア人、エディルネへ殺到
2022年12月10日付 Hurriyet 紙


エディルネは、来たる大晦日を前に買い物に来たブルガリア人観光客で混雑している。 エディルネ商工会議所のケマル・ジンギョズ会長は、「ブルガリアの観光客は、見たものすべてを購入します。エディルネの経済に非常に貢献しています。これはさらに、エディルネだけでなく、国の経済にも貢献しています。これを続けていくことが出来る限りは」と語った。

隣国ブルガリアからの観光客は、来たる新年への買い物のためにエディルネに押し寄せた。 為替レートの違いにより、市に来る観光客はほとんどすべてを購入し、市と国の経済に大きく貢献している。ブルガリア人観光客が頻繁に訪れる市内の市場の商人は、この混雑に満足していると語った。市場の近くの駐車場のほとんどは、ブルガリアのナンバープレートを付けた車で満車となっていた。

■「町の経済に大きく貢献しています」

エディルネ商工会議所のケマル・ジンギョズ会長は、ブルガリア人観光客が街の経済に大きく貢献したと語った。ジンギョズ会長は、年始の買い物のためにエディルネに来るブルガリア人の数が増えていることを次のように述べた。「かさばる物はむしろショッピングモールで購入しています。値ごろと思うものは何でも購入しています。菓子類や衣料品を中心に、何でも購入しています。これはエディルネの経済に大きな貢献をしています。さらに、それはこの町だけでなく国の経済にも貢献しています。これを続けていくことができる限りは。彼らが市場に行く理由は、バザーよりも少しお得だからです」

■「商人は、とにかく売れるから良いという考えで値上げをしないように」

ジンギョズ会長は、法外な価格を適用する商人にも警告し、ブルガリア人観光客が価格に不満を持っていると述べている。ジンギョズ会長は次のように話した。「毎年年末年始になると苦情の数が増えます。しかし、これは大晦日だけに関係があることではありません。最近ブルガリアからここに来る人がたくさんいます。国境のゲートから入り、ほかの場所に向かう人もいます。彼らがほかの場所へ行ってしまうのは、エディルネに不満を持っているからです。だから私は商人のみなさまに次のように勧めます。入ってくる人々を歓迎するべきです。価格に対して苦情が出ており、値上げをするべきではありません。仕入れ価格が上昇すれば、商人は損失を出して製品を販売する立場にはありません。そうすれば、合理的な値上げを行うことができます。しかし、私は「とにかく売れるから良い」という考えで値上げをしないように強く勧めます。」

■「クリスマスの買い物に来ました」

ブルガリアからエディルネに買い物に来たシェナイ・ヒュセイノヴァさんは話した。「私たちは買い物のため、年越しの準備のために来ました。服、靴、バッグを買いました。とても混んでいます。私はトルコが好きで、遊びに来ました。買い物をします。」
ブルガリアから来たイブラヒム・ヤシャルさんは、子供たちのために衣料品を購入したと言い、次のように話した。「私たちは買い物に来ました。子供のために服を買いました。ここでは私にとっては価格がお手頃です。ここではブルガリアから多くの人が来ています。」

■「彼らはここですべてのニーズを満たしています」

市場の商人であるゲムゼ・トカルさんは、混雑に満足したと言い、次のように話した。「仕事は順調です。これまでの中でブルガリアから最も多くの人々が来ています。彼らは必要なものをほとんどここで購入しています。商人として私は満足です。今は年末年始の買い物のためいつもに増して混んでいます。」
商人のアルトゥ・ビルテック氏は次のように話した。「商売は順調です。外国人、多くはブルガリア人が来ています。ギリシャからも来ている人はいますが、数は少し少ないです。外国人が経済を活性化させています。今は仕事が順調です。年末年始の準備のために来ています。来週はもっと混雑すると思います。為替レートの差があるとき、彼らはより多くの買い物をします。」

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:54606 )