シリア:ラタキア県の被災地で唯一の暖房手段である燃料の価格が上昇(2)
2023年02月15日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■燃料価格の上昇により、電気が失われた被災地ラタキア県スタームー村の生活環境がさらに悪化
【スナック・シリアン・ドットコム】
同ページはさらに「数十戸の住宅が倒壊し、数百人におよぶ住人が自宅を負われた被災地への支援は、このようなかたちで行われているのだろうか?」と続け、今日、スタームー村で単に暖房に用いるための燃料代として27万シリア・ポンドを支払うことができる家族が存在するのかどうかについて自問した。
ナーヒヤ・ファーフーラが行った問題提起は、この投稿に対してコメントをつけた、スタームー村出身の全ての人々によって支持された。彼らが特別な対応によって扱われるべきであり、現行の期間において、彼らの必需品を無料で提供することは急務であろう
数日前まで生活や商業活動にあふれていたスタームー村は、発生した地震がもたらした甚大な被害の結果、なかば生活の崩壊を経験している。非公式の統計によると、同村では52人が犠牲となり、17軒以上の建物が完全に崩壊、そのほか廃墟となった建物も数多くあるという。
震災後という状況のなかで、被災した各地に対してはこれまでと異なる方法で対応する必要がある。住民たちの負担を増大させないままに、彼らを可能な限り楽にすることが肝要だろう。自宅を失っていない人であっても、みな仕事は失っている。伝記が通っておらず、暖房のためには燃料を燃やす以外の手段がないため、ほとんどの被災者が親戚のもとに身を寄せているのが現状である。
(後略)
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54640 )