エジプト:世界アラビア語デーを祝して教育大臣がメッセージ
2022年12月18日付 Al-Ahram 紙
教育大臣リダー・ヒガーズィー博士
教育大臣リダー・ヒガーズィー博士

■教育大臣:アラビア語カリキュラムの包括的な開発…新人教員採用基準にアラビア語力

【n.p.:アフマド・ハーフィズ】

エジプトの教育大臣リダー・ヒガーズィー博士は、本日12月18日の世界アラビア語デーを記念して、教師や生徒たちに祝辞を送った。

ヒガーズィー大臣は、自身の公式ページで、「アラビア語は人類にとって文化的多様性を支える柱の1つであり、世界で最も広く使われている言語の1つでもある。世界では4億人以上が日常的にアラビア語を話している」と述べた。

大臣は、「世界アラビア語デーを祝うにあたり、(私は)アラビア語が歴史的に文化と国民の架け橋としての役割を果たしてきたこと、そして知識と科学(の獲得)、アイデンティティの確立と強化、文化的多様性(の保護と推進)、対話による世界平和(の実現)などに多大な貢献をしていることを確信している。そして教育省が、アラビア語カリキュラムの開発、学校教育課程における言語活動の充実と応用の増加、読み書きを通じた生徒の読解力の向上などに熱心に取り組み、(アラビア語教育の質を確保するための)総合的なサービスを提供し、アラビア語の地位を引き上げるために尽力していることも伝えたい」と付け加えた。

また大臣は、(教育省による)アラビア書道などアラビア語関連の大会やイベントの創出拡大と活発化やアラビア語習得の困難克服のための努力にも触れた。アラビア語習得の困難さが多様なアラビア語教材開発の困難さの元凶となっているからである。さらに、ナショナル・アイデンティティの教材やインターナショナルスクールに通う生徒のアラビア語(教育)への関心、文語・口語ダイグロシア問題、新人教員採用基準にアラビア語力を含めることにも言及した。

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( 翻訳者:土屋伶斗 )
( 記事ID:54689 )