農家に燃料代補助、笑顔に
2022年12月23日付 Milliyet 紙


ガズィアンテプ広域市から市内の33180の農民に向けた100%無償による404万6550リットルの燃料代補助は、耕起と播種を行う生産者を笑顔にした。

農業従事者カードの導入とともに実施された燃料代補助計画は、9県では農業従事者登録システム(ÇKS)に登録した農民全てにカードによる特典に加え、燃料代補助という大きな利益を授けることになった。農民たちは、ガズィアンテプ市の全区で実施される支援の中で、耕起の時期に最大の出費項目となる燃料費で補助を享受した喜びを口にし、ガズィアンテプ広域市のファトマ・シャヒン市長とスタッフに感謝した。

■「燃料があれば何でもできる」

オウゼリ区のイェシルデレ村で農業を営むファトマ・ウシュクさんは、農業従事者カードの導入と燃料代補助が生産者への素晴らしい施策であると強調し、「市場で素晴らしい値引きになっている。この支援は私たちにとって非常に良い。以前は1度畑を耕していたが、今では2、3度耕している。このためファトマ・シャヒン市長にとても感謝している。燃料があればあらゆる仕事ができる、すべて燃料に依存しているから。生産に貢献するはずだ。シャヒン市長にはこの支援に本当に感謝している。彼女にとても満足している、生産者に支援している。」と述べた。

■「すべての農家が喜んだ」

同村で農業を営むアイセル・テルレメズさんは、農業従事者カード故にシャヒン市長へ感謝し、「すべての農業従事者が喜んだ。農産物市場と病院で値引きがある。このカードの導入はとても素晴らしかった。農業従事者は以前は価値がないと感じていたが、この支援と実施によって農業従事者とその活動は、より価値のあるものになった。より多くの可能性が生まれた。現在播種の時期だ。この支援を受けて、生産者は畑や菜園を耕すだろう。素晴らしい、私たちにとってある種の貢献となった。生産者へ大きな利益をもたらす。シャヒン市長に対して農家を代表し心より感謝します。」と述べた。

■「カードで燃料を得て楽に農地を耕している」

18歳で農業を営むハサン・タシュデミルさんは燃料費支援について言及し、「昔は、農地を2度耕していた、燃料の確保に苦労していた。しかし、カードにより燃料を得て楽に農地を耕している。費用が削減されるため、私たちにより多くの利益をもたらす状況だ。農業従事者カードはどこでも割引を提供する。農民は多くの稼ぎはない。農業従事者カードによって私たちに支援が提供されている。この取り組みは素晴らしい、燃料費支援に関してシャヒン市長に感謝する。」と述べた。

■農業従事者カードに関して

燃料費支援とともに始められた農業従事者カードと農業従事者カードモバイルの実施によって、農業支援や助成金に生産者のアクセスがより容易になるだろう。カード上には本人の名前が記載されており、QRコードとID付きである。このカードを利用して、農業従事者たちは、合意提携のある農業信用組合及び農業信用組合附属のマーケットで商品を割引で購入でき、健康・公共機関・組織で割引を受けることができ、マーケットや会社といった場所で割引での買い物が可能となる。

農業従事者カードモバイルは、アンドロイドかIOSかによりアップルストアとグーグルプレイストアからスマートフォンにダウンロードできる。カードモバイルではお知らせ、キャンペーン、ニュース、割引、教育といったメニューのタブが表示され、農業従事者はここから残高や最新の利用状況へも容易にアクセスできる。このカードモバイルは、さらに農業森林省、広域市、組合のソーシャルメディア・アカウントへ速やかにアクセスできる。ガズィアンテプ商工会議所の農産物の即時価格追跡や、農業従事者登録システム情報へのアクセスといった代替アクセスもメニューで利用できる。

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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:54717 )