親イスラエル団体が2022年の反イスラエル風刺画家トップ10を選出
2022年12月29日付 al-Quds al-Arabi 紙


■親イスラエル団体が風刺画家のオサーマ・ハッジャージュ氏を最も反シオニストの画家であるとランク付けした。

【アンマン:本紙】

Honest Reportingが、世界で一番の反イスラエル・反シオニストとして、パレスチナ人風刺画家のオサーマ・ハッジャージュ氏(本紙寄稿者)を選んだ。Honest Reportingとは、世界中のメディアを監視している親イスラエル組織であり、最近、カタール・ワールドカップ中に同氏が描いた絵のひとつをHPに載せていた。

ハッジャージュ氏は本紙に対して、「アパルトヘイト・シオニスト政体への敵意ランキングのトップに載っているのは、私にとって光栄なことである」と語った。

ハッジャージュ氏はヨルダン生まれヨルダン育ちのパレスチナ人風刺画家で、様々なアラブの新聞社で働いていた経験があり、彼の絵はアラブ内外を問わず、多くのメディアに掲載されている。

ハッジャージュ氏の絵は人々の社会生活やパレスチナ・ヨルダン社会の問題、さらには中東や世界の政治情勢も取り上げている。とある報道によるとハッジャージュ氏はコンピューターを使った風刺画の先駆者のひとりであり、Wacom やCorel Paint が登場した後の1996年に描き方を学んだが、それ以前は筆で白黒の絵を描いていたという。

彼の作品の中には、「我々が知っている世界」など世界的に有名なものがいくつもある。

過去数週間の間にハッジャージュが本紙に寄せた絵を下に載せる。

















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( 翻訳者:半田桃香 )
( 記事ID:54749 )