憲法裁判所、人民民主党(HDP)への政党助成金の停止決定
2023年01月05日付 Cumhuriyet 紙
憲法裁判所(AYM)ズゥフチュ・アルスラン長官を含む7名は、最高裁判所共和国主席検事局が国民の民主主義党(HDP)無期限閉鎖決定を求めて開いた裁判において、国民の民主主義党に支払われた、または支払われる予定である政党助成金が入る銀行口座を差し押さえるという憲法裁判所の決定に対して、反対票を投じた。
最高裁判所共和国主席検事局が、国民の民主主義党の無期限閉鎖決定を要請して開いた裁判において、国民の民主主義党へ支払ったないしは支払う予定である国庫からの助成金が入る銀行口座の差し支えに関する暫定的な決定を発表した。
憲法裁判所が下した決定には、憲法裁判所ズゥフチュ・アルスラン長官、並びに同裁判官のハサン・タフシン・ギョクジャン氏、エンギン・ユルドゥルム氏、レジャイ・アクイェル氏、ユスフ・セヴキ・ハクイェメズ氏、ユルドゥズ・セフェリノール氏、セラハッディン・メンテシュ氏が「反対票」を投じた。
■決定では次のことが宣告された。
「国民の民主主義党へ支払ったないしは支払う予定の政党助成金の納入先の銀行口座の予防的差し押さえ要請を含む最高裁判所共和国主席検事局の請願、2022年12月13日付と36321649/2022/1番の申請と2023年1月3日付けと2021/2の首番(政党閉鎖)申請、別紙を審査し、必要性について審議し、検討した。
-最高裁判所共和国主席検事局の差止め要請を含む申請書とその別紙が、事前に国民の民主主義党へ送られた上でその弁明を得る必要はない件につき、ズゥフチュ・アルスラン長官、ハサン・タフシン・ギョクジャン裁判官、エンギン・ユルドゥルム裁判官、レジャイ・アクイェル裁判官、ユスフ・セヴキ・ハクイェメズ裁判官、ユルドゥズ・セフェリノール裁判官、セラハッディン・メンテシュ裁判官ら7名が反対票を投じたが賛成多数となり了承された。
ー被告政党へ支払った政党助成金が入っている銀行口座へ2023年に支払ったないしは支払う予定の助成金を凍結する件、最高裁判所共和国主席検事局の本件に関する申請書と別紙を被告政党へ通知し、弁明のために30日間を与える件、弁明を聞いた後に要請を再審査する件につき、ズゥフチュ・アルスラン長官、ハサン・タフシン・ギョクジャン裁判官、エンギン・ユルドゥルム裁判官、レジャイ・アクイェル裁判官、ユスフ・セヴキ・ハクイェメズ裁判官、ユルドゥズ・セフェリノール裁判官、セラハッディン・メンテシュ裁判官ら7名が反対票を投じたが賛成多数となり了承された
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( 翻訳者:関颯太 )
( 記事ID:54769 )