１０県で倒壊の原因となったカフラマンマラシュ県を震源とする地震の後、選挙が５月１４日に行われるかどうかが話題になった。舞台裏によると、選挙が６月１８日まで延期される以外に他の可能性がまだある。

トルコは、カフラマンマラシュ県で発生したマグニチュード７.７と７.６の２つの破壊的な地震で揺れた。この地震の死亡者は、１９９９年８月１７日の地震の死亡者数を超えた。

この地域で３カ月間の非常事態宣言が出される中、捜索救助活動も続いている。

■舞台裏の選挙のシナリオ

災害の傷を覆おうと努める中、５月１４日に行われると見られている選挙の行方も興味を引く話題となった。舞台裏で選挙に関するシナリオも話し始められた。

ハルクTVのコラム寄稿者メフメト・テズカン氏は、今日のコラムで「選挙は９月に延期される可能性がある。」という見出しで記事を書いた。

■テズカン氏の記事からの関連部分は以下のとおり

「選挙は行われるだろうが、いつ行われるか。問題はこれだ。ある人によると、エルドアン大統領は、約束した日を変えない。５月１４日に選挙はあるだろう。ある人によると、５月１４日に選挙が行われるには、エルドアン大統領が３月１０日に選挙の決定を下す必要がある。これは難しい。選挙は、憲法が予定する日付で行われる。つまり、６月１８日である。」

６月１８日が優勢であるがもう一つの可能性がある。

高等選挙委員会は、「地震で１３００万人が影響を受けた。１０００万人近い有権者が引っ越した。有権者は台帳上の記録が無くなり、住民登録も無効となり、新しく登録する必要がある。重要な有権者層を無視できない。選挙に影響を与える。」と述べて…。

そして…準備ができなかったという言い訳で選挙を９月に延期する可能性がある...。

恐らく、このようになるだろう。」

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（ 翻訳者:新井慧 ）
（ 記事ID:55017 )