■今月7日に続く2度目の支援額発表…UAEのムハンマド大統領が、シリアの被災者支援に向けた5,000万米ドルの追加支援を指示

【ダマスカス：本紙】

アラブ首長国連邦（UAE）のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は、シリア・アラブ共和国で地震の被害を受けた人々を助けるために、5,000万米ドルを追加で提供するよう指示した。同大統領の指示は、シリア国民の側に立ちながら、被災者たちに支援を提供するためにUAEが払い続けている努力の継続として現れたものである。

今回の追加支援額のうち2,000万米ドルは、シリアに関する国連の緊急の呼びかけに応じるかたちで、国連人道問題調整事務所(OCHA)との調整による人道プロジェクトの実施予算として割り当てられる。

ナヒヤーン大統領は今月7日にも、シリアで発生した地震の被害を受けた人々を救援するために（今回追加された分と同額の）5,000万米ドルの支援金を提供するよう指示していた。

UAEはこれまで、シリアで発生した地震の被災者に向けた救援物資を10日連続で提供してきている。災害が発生したのち、UAEからシリアへはこれまで37機の飛行機が到着しており、それらが運んだ支援物資の内訳は約1,243トン分の食料・医療物資のほか、約20,000人の収容が可能な2,893個のテントである。さらにUAEは、地震の被害を受けた各地域で捜索・救助任務にあたる、42名からなる救助部隊をも派遣している。

（後略）

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:55044 )