シリア:サウジアラビアの救援物資輸送機がアサド政権管理下のアレッポ空港に着陸
2023年02月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■サウジアラビアの救援物資輸送機がアサド政権の管理下にあるアレッポ空港に着陸

【アレッポ:本紙】

シリア政府の運輸省高官によると、壊滅的な地震の被災者に向けた救援物資を載せたサウジアラビアの輸送機1機が火曜日、アレッポ国際空港に着陸した。これは、10年以上前に紛争が勃発したのちにサウジアラビア政府がシリア政府との外交関係を断絶してから初めてのことである。

匿名を希望した同高官は以下のように述べている。「これは、ここ10年以上の間で、サウジアラビアを出発してシリアの領土に着陸した初の航空機である」。

さらに同高官は以下のように加えた。「最後の便は2012年2月で、その後サウジアラビア発の便は今日まで停止されていた」。

シリアの国営通信機関である『SANA』によると、サウジアラビアの航空機は「35トンの食糧物資」のを搭載していたという。

サウジアラビア王国は地震発生の直後、シリア政府の管理下におかれた諸地域を含む被災地に支援物資を提供することを誓約した。

(後略)

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( 翻訳者:新藤花絵 )
( 記事ID:55077 )