シリア:シリア開発信託がハマー県内の古代遺跡の被害を調査
2023年03月10日付 その他 - シリア国営通信 紙


■シリア開発信託が、ハマー県内の古代遺跡の被害を評価するため専門技術工学委員会に参加

【シリア国営通信:ハマー】

シリア開発信託の各チームが、複数の組織からなる専門技術工学委員会の枠組みで活動している。その活動は、国家遺産を保存し、2月6日に国が被った地震により発生した「亀裂・ひび割れ」による被害を受けた古代遺跡を保護することを目的としている。

同信託はまた、フェイスページ上の投稿のなかで、ハマー県およびその郊外にある古代遺跡が地震による損害から逃れられず、その石造構造やアーチ状の部分に亀裂やひび割れが生じたことを示した。

さらに信託チームが現在、ハマー県の遺跡・博物館局の代表者ら、政府系および民間系の専門家グループを含む専門技術工学委員会の枠組みで活動していると説明した。この活動は、国家遺産を保存し、同県の古代遺跡を保護することを目的としている。

同信託は、専門技術工学委員会の活動が、調査の初期段階として被害を評価することを目的としていることを示した。またこれはアゼム宮殿、タイバト・イマーム博物館、シャイザール城塞、マディーク城、都市遺跡アパメアを筆頭とする、ハマー市およびその郊外にある多くの古代遺跡の被害をリストアップした専門報告書の提出に備えるものであるという。これらデータはのちに、関連部門やパートナーらとの協力のもと、必要な復旧計画の策定の際に使用される。

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( 翻訳者:浪内紫雲 )
( 記事ID:55263 )