シリア:保健省および民間防衛隊が地震による死傷者数の統計を発表
2023年02月08日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)副代表:被災地に支援は入っていない…悲劇は拡大し、息詰まっいる

【本紙】

大惨事から3日が経ち、トルコ南部を襲った破壊的な地震による死者数は増加し続けている。地震の被害はシリア北西部のイドリブ県やアレッポ県、ハマー県やラタキア県、タルトゥース県まで広がった。シリア政府の保健省と、同国の反体制派支配地域で活動する民間防衛隊が発表した公式の統計によると、月曜日の早朝までには、シリア全土で約2,700人が亡くなり、約5,000人が負傷したことが分かった。

シリア民間防衛隊のムニール・ムスタファー副代表は本紙への声明のなかで、シリア北西部を襲った地震による死者数は1,400人以上、負傷者数は2,700人以上であると述べた。さらに同副代表は、大勢の家族が倒壊した建物や家屋のがれきの下敷きになっているため、死傷者数が今後増加する恐れがあると強調した。

(後略)

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( 翻訳者:大石明穂 )
( 記事ID:55309 )