パレスチナ:「土地の日」を記念する
2023年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙
■パレスチナ:パレスチナの人々は「土地の日」を記念する…イスラエルと国交を正常化した国は同国との航空便を中止
【ナザレ:本紙】
土地の日の記念日は、グリーンライン(1949年の停戦ライン)の両側の国民行事のリーダーが声明や演説で述べたように、エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家の樹立まで占領に対する闘争の継続を強調するスローガンのもと、パレスチナ国内と国外離散しているパレスチナの人々を、再び集めた。
パレスチナでは、一連の全国的な政治・文化行事が行われた。民族評議会は、「47年目の土地の日の記念日は、地球上で唯一の、最悪かつ最長の占領の不正と迫害の大きさの記憶を複数の世代に蘇らせる。我々の国民はいまだそれに苦しんでいるが、世界は我々の国民に起こった真実と歴史的不正に耳を塞ぎ、目を閉じている」と述べた。
パレスチナ情報省は、英雄的な抵抗のメッセージとして、土地の日の47年目の記念日を思い起こし、「非武装の我々の国民と最新兵器で武装した軍隊との、ナクバ(災厄)後(イスラエル建国後)の最初の直接対決の記憶は、ガリラヤ占領計画の発表によって始まった植民地主義と人種差別主義に対する開かれた闘争状態を形作った」と述べた。第一次中東戦争でイスラエルが占領した土地では、国民の代表団がいくつかのパレスチナ・アラブの町で最初の土地の日の犠牲者の墓を訪れた。デモ行進がサフニーン市から出発し、隣町のアッラーバト・バットゥーフで終わった。参加者はパレスチナの旗を掲げ、パレスチナとパレスチナの土地のために唱和し、イスラエル政府の政策と脅威を糾弾した。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:國松吟音 )
( 記事ID:55324 )