■ラバト：スウェーデンでモロッコ人の子供２人がそれぞれの家族から引き離される

【ラバト：アナドル通信社】

モロッコ外務省は火曜日、スウェーデンで、モロッコ人の子供２人がそれぞれの家族から社会福祉局によって引き離されたことを確認した。

これは、野党の公正発展党の議員団が提出した、「スウェーデンのモロッコ人コミュニティーが受ける法の名のもとに行われる差別、子供の誘拐とキリスト教徒や同性カップルの家族への預け入れという苦しみ」について、また、それらの外交活動への影響についての、書面による質問にナーセル・ブーリータ外務大臣が答弁したものである。

モロッコ外務省は、「スウェーデン福祉局がアラブにルーツを持つムスリムの小さな家族から子供を引き離したということが話題になった際、私たちはそのことに大きな関心を払い、現地のモロッコ人コミュニティーに連絡を取った。すると実際にモロッコ人の子供２人がそれぞれの家族から引き離されていたという事例が明らかになった。」と述べた。

同省は続けて、「在ストックホルム大使館は、これらの事例に対応するために両家族に連絡をし、そしてさらに事例の詳細やその措置の法的正当性明らかにするため、スウェーデン当局との繋がりを強化した。」と話した。

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（ 翻訳者:土屋伶斗 ）
（ 記事ID:55358 )