パレスチナ:パレスチナ外務省がイスラエル議員らの行進参加について警告(1)
2023年04月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■パレスチナ外務省はクネセト議員・大臣が入植を支持するための行進に参加することについて警告
【ラーマッラー:本紙】
パレスチナの外務・在外居住者省は日曜日の夜、計27人のクネセト(国会)議員・大臣が翌日に、ヨルダン川西岸で入植を支持するための行進に参加しようとしていることについて警告した。
同省の声明によると、行進はザアタラ軍事検問所から、ヨルダン川西岸地区北部にあるナーブルス市の南方に位置するベイタ町内、サビーフ山の上にある、無人のアビタリ前哨基地の方向へ出発することが決定している。
同省は、この行進が「パレスチナ国民に対する危険な過激化および煽動であり、パレスチナの土地を犠牲にして入植を強化するための、イスラエル右派およびファシスト右派による挑発的なプロパガンダの延長であり、紛争現場の状況に危険な影響をもたらす」ものであるとみなした。
パレスチナ外務省はさらに、「安全保障理事会や人権理事会、常設の国連調査委員会や関連する国際裁判所に告発を提出することを含めて、入植的行進に対抗するために最善の法的手段を法律専門家らとともに検討している」と語った。
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( 翻訳者:玉川公子 )
( 記事ID:55387 )