■スーダン:紅海軍管区は即応支援部隊の全ての拠点を掌握したことを発表
【スーダン国営通信】
紅海軍管区は、紅海地区の即応支援部隊(RSF)の全ての拠点を国軍(SAF)が掌握したことを発表した、とスーダン国営通信社(SUNA)が伝えた。
紅海軍管区の司令官であるムハンマド・ウスマーン・ムハンマド・ハマド少将は、今日(17日)の正午の報道発表で、作戦は綿密な計画と紅海軍管区の全ての部隊の連携に基づいて行われ、市民や隊員に負傷者は出なかったと確認した。また、作戦の中でDShK38重機関銃や追撃砲を装備した38台の軍事車両、機関銃、カラシニコフ、RPG、H&KG3ライフル、地区司令官の車両、救護車両、給水車、クレーン、淡水化施設、発電機を確保し、さらに51人のRSFの反乱者を捕虜としたと示した。
そして、同司令官は、RSFの残党駆逐のために掃討作戦を継続していると明らかにした。
一方、ファタフッラー・ハージュ紅海州代理知事は、SAFの戦いぶりやSAFが果たした国を守り領土に対するスーダンの主権の原則を実現する上での先駆的な役割を賞賛した。また、この出来事に対処する上で市民に負傷者を出さなかった紅海軍管区の高い水準のプロフェッショナリズムを賞賛した。
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( 翻訳者:山崎陽生 )
( 記事ID:55444 )