黒海ガス田、期待高まる
2023年04月20日付 Milliyet 紙


黒海のガスにとって素晴らしい日がやって来た。今晩20時23分にエルドアン大統領が参加し地域のガスがシステムに供給される。重要な進歩の前に、ファティフ・ドンメズ エネルギー天然資源大臣は重要な発表を行った。ドンメズ氏はエルドアン大統領が与えた良いニュースに関する重要な情報を示した。詳細は以下の通り。

ファティフ・ドンメズ エネルギー天然資源大臣は、黒海のガスがシステムに供給される前に重要な発表を行った。ドンメズ大臣の発表は以下の通り。

「最初のガス田の発見を発表した時、長く難しいプロセスが我々を待ち受けていました。我々の共和国が100年目を迎える節目に、ガスを陸揚げし輸送できることを願います、と述べました。本日、その言葉が実現したことに喜びを覚えます。

この期間に6千もの作業項目を共に管理してきました。プロジェクト設計やプロジェクト後の供給プロセス、パイプ素材など、これら全てを製造し時間通りに納める巨大プロジェクトに言及しました。我々はこれらを何にもかかわらず行ったのか?新型コロナウイルス、世界的不況、戦争、2つの大地震を同時に経験しました。我々はこの困難を乗り越えてきました。
黒海の数百メートル下のガスを天然ガス処理施設に輸送します。

■これほどの短期間のうちに自国で陸揚げする国があるだろうか?

ありません。国際的専門機関からも認められています。通常の状態でもこれを6か月前に実現することは不可能でした。トルコはこのプロジェクトを大変賢く管理しました。この後この記録が破られる可能性はあるでしょうか?私は破るとしても、その記録を我々が破ることができると考えています。

■良いニュースは何か?

経済規模に関するいくつかの数字についてお話します。数字を伝える際、将来の価格予測でなく遡及的に価格予測を行っています。今日の数字の違いは、1か月後に変化を与えうるのです。今日の時点で、エリア内のガスの価値は5千億ドル程度と言えます。
我々は消費する天然ガスの全てを輸入しています。石油も加えると千億ドルになります。ここで30%程度の消費を満たす容量に到達できると予測しています。これほどの資金を国外に流出させることなく、トルコの起業家たちの支援に使います。

■黒海のガスはいつ家庭で使えるようになるか?

ガス精製をする施設があります。いくつかのプロセスを実行するには調整が必要です。数週間が必要です。5月時点で国内のガスをシステムで置き換えられるようになります。

■新たなガスに関する良いニュースはあるのか?

現在我々はフィルヨスにいます。人々が耐震検査を行いました。もう1つ場所があります。70~80km離れたそこで採掘を行うことが可能です。この後は中部黒海に力を入れていきます。オルドゥ-サムスン間の沖合の後も東黒海があります。黒海の西から東まで少しずつ探していきます。7100億立方メートルの埋蔵量に加えてこれほどの量を上乗せすることができます。ポテンシャルは高いと判断しています。」

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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:55456 )