■エジプト移民担当大臣：エジプト人学生のスーダンからの緊急退避計画を検討

【カイロ：本紙】

エジプトのスハー・グンディー移民・在外エジプト人問題担当国務大臣は、在外エジプト人学生の対応にあたっている常設の国家委員会が、スーダンに留学している学生の正確な数とその所在地、彼らが現在晒されている危険度を調査すると述べた。それにより、状況や情勢に応じた緊急退避計画の見込みを客観的かつ迅速な形で総合的に判断し、状況に関する報告書を作成する。

これは同大臣が今日、木曜日に開いた会合で言及したもので、会合では数日前にスーダン軍と即応支援部隊との間で発生した衝突に起因する、現地のエジプト人大学生の危機への対処方法とメカニズムを探る議論が行われた。

大臣は、この、委員会への緊急会合の呼びかけは、ロシアやウクライナのエジプト人留学生に行った対応と同じように、スーダンのエジプト人留学生の状況を把握するためだと明らかにした。

また、エジプト外務省および在スーダン大使館と継続的に調整を行っていると述べた。

そして、移民省の留学中エジプト青年のための対話センター（MEDCE）のメンバーである、スーダンにいる学生100人や保護者、複数のコミュニティーの名士らとビデオ会議を開いたと述べた。その中で聞き取りを行い、現地で起きている混乱状況下での彼らの状況を確認し、スーダンのエジプト人コミュニティー、特に学生の安全を保障したと説明した。そして彼らの将来のあらゆるシナリオと代替案を検討していると述べた。

（後略）

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（ 翻訳者:笠井野乃果 ）
（ 記事ID:55461 )