レバノン:輸入スイカは100万ポンドを超える..地元の生産は危機にあるのか?
2023年04月12日付 Al-Nahar 紙

2023年4月12日 【ナハール】

SNS上の活動家たちは、レバノン(政府)のエジプトやヨルダンからスイカを輸入する意向についてのニュースを流布させた。輸入スイカの価格は、1kg20万ポンドに達する。このことは、平均的なスイカ一玉の値段が100万ポンドかそれ以上に達するということを意味する。

スイカの輸入でジャガイモの輸入の分野で起きたことと類似のことが起きた場合について説明しつつ、ベカーウの農民組合のイブラーヒーム・タルスィースィー会長は『ナハール』のサイトに対し以下の通り述べた。ちなみに、ジャガイモの輸入は地元農民の生産価格に影響を与えた。「この措置は日常的なものである。つまり、レバノンは今年の全ての期間、すなわち3月と4月、そして地元のスイカの旬が始まる前に、ヨルダンとエジプトからの輸入に頼るのだ」

タルスィースィー会長は、エジプトとヨルダンを含む多くの諸国との間に調印された諸協定により、諸協定で定められた期間内にスイカを輸入することができる。すなわち、11月15日~5月10日の間である。これは南方のスイカが旬を迎える期日であり、レバノン国内の生産に何の悪影響のない、毎年恒例のできごとである。特に、人々の多くの集団が、多様な果物を購入するつもりである。

(後略)

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( 翻訳者:藤澤千咲、穴井勇成、星名紗和、上水流舞 )
( 記事ID:55482 )