ファフレッティン・コジャ保健相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の健康状態について報告した。
ファフレッティン・コジャ保健相は今日、地元のコンヤ県を訪れた。コジャ保健相はまず実家のあるクル郡オメランリ地区で、デンマーク在住で現地で起きた交通事故により亡くなった父方の従兄弟フアト・チェリキ氏(51)の葬儀に参列した。その後、第9カラタイ70周年カラアスラン家族保健センターで開催された共同開所式に参加した。
エルドアン大統領の健康状態について発表したコジャ大臣は、全国民が等しく恩恵を受けられる保健システムがあると話し、「世界から見ても挑戦的な保健システムがあります。国民のほぼ全てが国の提供する保健システムの恩恵を受けているほどです。これは全国民が等しく保健サービスの恩恵を得られるシステムがあるからです。
国民は、健康の面で社会保障の下に集まっています。これは革命です。かかりつけ医の実践も、大統領の指導力のもと行われた改革の1つです。現在は28000人のかかりつけ医がおり、1人1人に自分の医者がいます。保健制度における最大の改革は、在宅医療サービスです。現在の登録患者数は60万を超えています。80歳以上の全国民と、申請に応じて65歳以上の慢性疾患がある国民を在宅医療サービスプログラムの対象としています」と話した。
■90%がトルコで製造されている
コジャ保健相は、箱ベースで使用される医薬品の約90%が国内で製造されているとして次のように語った。「もう1つの大きな進歩は、トルコで必要とされるワクチンの87%を自国で生産していることです。このため、国の誇りである衛生トルコワクチン・バイオテクノロジー製品研究生産センターの建設を続けています。
■トルコヴァッチの製造
パンデミックの時期に国産ワクチンのトルコヴァッチを生産したことは、正に誇りです。ワクチン製造が間に合ったことには、過去20年の科学者たちの貢献が大きく、彼らのことも誇りに思ってください」と話した。また、省がコンヤで実施した健康投資について説明し、今日、83施設の共同開所式典を迎えられたと述べた。
■エルドアン大統領の健康状態
コジャ保健相は、エルドアン大統領の健康状態についても説明し、「皆様がエルドアン大統領の健康状態を注意深く見守っていることを承知しています。今朝、私は大統領にお会いし、皆さんによろしく伝えるよう言付かっています。彼の健康状態は大変良好です。感染性胃腸炎の影響は減少しています。早いうちに業務を再開します。大統領にお見舞いの気持ちを伝え、快癒を祈り、気遣ってくださったこの街の皆さんへお礼を言っておられました」と話した。
■オクタイ副大統領:継続してコミュニケーションを取っている
フアト・オクタイ副大統領は、YHT(高速鉄道)開業式からの戻りに、記者らに対して「大統領の健康状態は大変良好です。私たちは継続的にコミュニケーションを取っています。軽い風邪をひいていました」と話した。
一方でコミュニケーション通信省偽情報対策センターは、「いくつかのソーシャルメディアアカウントから共有された「エルドアン大統領が心臓発作を起こし、入院した」という情報は事実ではありません。大統領は、明日(本日)開催される「アックユ原子力発電所初燃料搬入式」に中継で参加します。」と発表した。
■オメル・チェリキ報道官のフェイクニュースへの反応
公正発展党のオメル・チェリク報道部長は、ソーシャルメディアアカウントで「大統領の健康に関していくつかの海外メディアが不謹慎な虚偽のニュースを流しています。大統領は任務に当たっています。小休止の後同様に業務を続けるでしょう。国民からの大統領への健康と健勝への願いと祈りに感謝します。世界中の様々な国の人々から送られたお見舞いの気持ちに感謝します。」と伝えた。
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( 翻訳者:小鉄礼子 )
( 記事ID:55495 )