レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ソーシャルメディア・アカウントから国外在住トルコ人向けに声明を発表した。
エルドアン大統領は、国外在住トルコ人向けに呼びかけを行った。同大統領は、着手予定の個々の政策を明かし、国外在住者に向けて5月14日に行われる選挙に関連する呼びかけも行った。同大統領によるメッセージは以下の通り。
「国外在住の敬愛なる我が国民たちよ…。以前の政権担当者たちは、何年もあなた方を顧みずに政治を行い、外貨の必要性に駆られた時でなければあなた方の存在を顧みることはなかった。我々は、毎回あなた方が困難に陥った時、側に寄り添い、あなた方が抱える問題を多く解決し、あなた方の権利を保障してきた。
さて、我々は今後何を行うか?
*集合住宅局(TOKİ)を通じて、特別な住宅政策を強化する。
*家族社会サービス大公使館付随員及び領事館の移動サービスの数を増加させる。
*国外で育ち、高度な知識及び技術を有した人材がトルコで登用されることを保障する。
*議会において、あなた方の声に耳を傾け、要望が満たされることを保障する。
*国外で借金を抱えたまま定年を迎えた方が、国外においてフルタイムで働くことを許可する。
*登録なしで[国外購入の]モバイル機器がトルコで使える期間を[90日から]180日に延ばす。
*トルコに持ち込んだ車が再入国するための国外での滞在日数を30日に引き下げる。
*二国間協定の中で、兵役を行う人々の「滞在国での義務」がトルコでも認められるように計らう。
*毎年、国外在住の若者1万人を、トルコに招待する。
■「配慮し続ける」
あなた方を、我が国の、国際社会における代表とみなしており、この大事な国民に配慮し続けていく。
我々は1つであり、巨大であり、活気に溢れている。あなた方とともにあるトルコである。『偉大なるトルコ、偉大なる国外在住者』の信念を基に、トルコの世紀を共に構築していこう。そのために、投票に出かけ、5月14日に再び叙事詩を描くことをあなた方に期待している。『あなたがいてこそトルコがある』。」
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( 翻訳者:山口晴夏 )
( 記事ID:55508 )